ベッテル、アロンソ、馬淵大臣。

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少し前の話し。

F1・鈴鹿・日本グランプリ。
写真は表彰式、ボディウム上。

左からベッテル、アロンソ、そしてスーツ姿が馬淵国交省大臣。

みてて驚いた。

海外のF1表彰式は「国」を代表する人物が出席するのは当たり前。
それだけF1の勝者は重き英雄だが、恥ずべき事に日本の官僚はその辺を全く理解してなかったから20年以上に渡る日本GPの歴史の中で今GPで初めて「日本国」を代表した人物が出席した。

そして笑った。

プレゼンターを馬淵大臣にと企画したのは観光庁。

大臣がプレゼンターをつとめると言う国家のイベントをまるで告知アピール出来なかった。
勿論、各新聞も一切記事にしていない。 出来なかったと言った方が正しいか。
なぜか。

F1を取材するプレスは約1年前に登録を済ます専門スタッフ。

そこに直前になって、普段は政治経済の専門外の記者を大勢受け入れるなど無理。
直前でも「大臣」が出席すると言えば、主催者側が喜んで上げ膳据え膳すると思ってたの?

海外F1開催国の官僚達は国をあげたイベントと言う事を理解しているから1年前から取材も含めてスケジュールしてるのに。

だから馬淵大臣がトロフィーを渡す時、小さく画面下に英語でテロップが出ただけ。

中継を見てた人もほとんどの人が気が付かなかったと思う。

もう少しF1とそれを取り巻く開催国の姿勢を勉強して…

来年こそモータースポーツ後進国というレッテルを世界各国から剥がしてもらいましょう・・・。

 
今まで世界のモータースポーツを支え、且つ席捲してきた自国の多数の企業がうかばれませんよ。