3日、日曜日。
日本グランプリ ツインリンク茂木。
モトGPクラス決勝直前に祥也の追悼セレモニーが行われた。
ポディウム上には祥也の両親、兄弟、チーム関係者。
1分間の黙祷のあと、永久欠番となった祥也のゼッケン「48」のレリーフの進呈。
観客席も、祥也を悼む旗、旗、旗。
祥也の魂もこの場に戻って来ただろう。
周知の通り、ヨーロッパで祥也は 「英雄」である。
その知名度も、ヨーロッパのサッカーチームに所属する日本人サッカー選手などよりはるかに高い。
過去、現在の日本人ライダーもそうだが。
前戦、スペイン・アラゴン戦では 祥也の追悼セレモニーにスペイン国王・ファン・カルロス1世が参列していた。
何が言いたいか…。
祥也も含めて、ヨーロッパで 「英雄」視される日本人ライダー。
その活躍を、死を、小さくしか取り上げようとしない 日本のマスコミ、官僚。
情けない…。
モトGPは、ヨーロッパではサッカーと人気を二分する命と名誉を掛けたスポーツ。 サッカーは命までは掛かってないけど。
しかも、参戦し、トップ争いをするメーカー、コンストラクターはほとんど日本の企業なのに…。
本当に情けない…。